薬剤師に向いてる性格とは【ビッグファイブで解説】|適職診断
ググリ中薬剤師「自分は薬剤師に向いてるのか?このまま薬局に就職して良い?」
こんな悩みを解決する記事を用意しました!
心理学的に最も信憑性が高いとされている「ビッグファイブ」に基づいて解説します!
適職診断等にも使われる有名な性格診断です。
記事の前半ではビッグファイブについて、後半では「薬剤師に向いてる性格」について解説するので、参考にどうぞ。
目次
ビッグファイブとは?
性格診断において、心理学の中で最も信憑性の高い診断がビッグファイブです。
世界中の性格を表す言葉をカテゴライズすると、「5つの性格」に集約されたそうです。
それゆえ、ビッグファイブ(5)と呼ばれます。
自分の性格と比較しながら読んでみてください!
【参考文献はこちら↓】
協調性
協調性は「人に合わせる」というニュアンスもありますが、ここでは「優しさ」を意味します。
優しいから、人に合わせるという感じですね。
協調性が高い人は、共感能力が高く、人に尽くしたり協力することを好みます。
逆に協調性が低い人は、集団行動が苦手で、我が道を行くタイプです。
外向性
外向性は「(相手が見知らぬ人でも)人に会うのが好き」な性格です。
積極的に大人数の飲み会やパーティーに参加するタイプです。
また外向性が高い人は、子供の頃から様々な人や環境に触れるため、免疫力も強いと言われてます。
逆に外向性の低い人(内向的な人)は、大人数が苦手で一人で過ごすのが好きなタイプです。
開放性
開放性は「好奇心」を表します。
開放性が高い人は、好奇心が強く、様々な知識や文化を受け入れる能力があります。
文字通り、何事に対しても開放的であるということです。
逆に開放性が低い人は、新しいことを受け入れられないので、頑固で保守的な性格となります。
誠実性
誠実性は「コツコツ努力できる真面目さ」を意味します。
勉強や読書、ダイエットなど、コツコツ頑張るので成功しやすいタイプです。
誠実性は高ければ高いほど良いと言われてます。
逆に誠実性が低い人は、テスト勉強を一夜漬けしたり、すぐに諦めたりするタイプです。
神経症的傾向
神経症的傾向は「メンタルの弱さ」を意味します。
神経症的傾向が高い人(神経症っぽい人)は、メンタルが弱く、気分の浮き沈みがあるタイプです。
あくまでも神経症”っぽい人”なので、うつ病など病気の診断を受けている人は該当しません。
逆に、神経症的傾向が低い人は、メンタルが強く安定してるタイプです。
薬剤師に向いている性格とは
薬剤師は「優しくて真面目な人」が多いイメージですが、実際に適職なのでしょうか?
ビッグファイブに基づいて、解説していきます。
状況や気分によって性格を使い分けています。
例えば「外向性が低めで、普段は一人でいたい人」であっても、「今日は飲み会に行きたい」という感じです。
協調性
協調性は高めの方が薬剤師に向いてます。
なぜなら、対人業務が多く他職種連携も必須だからです。
最低限の協調性がないと、コミュニケーションも取らなくなり、医療過誤につながるかもしれません。
しかし、協調性が高すぎると逆に失敗する可能性があります。他人に尽くしすぎて燃え尽きるリスクが高いからです。
外向性
薬剤師は対人業務が多いですが、最低限の外向性があれば問題ないです。
なぜなら、処方薬にはある程度のパターンがあり、投薬内容もパターン化できるからです。
一度慣れてしまえば大丈夫なので、コミュ障だからといって諦める必要はありません。
もちろんイレギュラーもありますが、その都度調べるなり、先輩に聞くなりすれば問題なし。
開放性
開放性は高ければ高いほど、薬剤師に向いてます。
なぜなら、就職後も法改訂や新薬収載があるからです。
新しい知識を取り入れる能力が高い方が、最前線で活躍できます。
開放性が低すぎると、新しいことに興味を持てず辛いかも知れません。
誠実性
誠実性は高ければ高いほど、薬剤師に向いています。
なぜなら、就職後もコツコツ勉強できるので、専門知識を深められるからです。
逆に、あまりに不真面目な場合は薬剤師に向いてません。
勉強しないだけならまだいいですが、「患者に対する誠実さ」がないといずれいずれ大きな過誤を起こすかも知れません。
分野に限らず、開放性と誠実性は高い方が良いです。
神経症的傾向
神経症的傾向は低い方が、つまりメンタルが強い方が薬剤師に向いてます。
なぜなら、「患者の健康」という責任を負うので、メンタルが弱い場合は耐えられない可能性があるからです。
また、店舗によっては薬歴を書く暇もないくらい忙しかったり、嫌いな上司や患者がいる場合があります。
ある程度メンタルが強くないとストレスに負けてしまいます。
まとめ
薬剤師に向いてる性格について解説しましたが、いかがでしたか?
「優しくて真面目」なイメージでしたが、実際にそういった性格の方が薬剤師に向いていましたね。
念の為、簡潔にまとめておきます。
- 協調性、開放性、誠実性は高めの方が良い
- 外向性は高くなくても良い
- 神経症的傾向は低い方が良い
振り切った性格の人は少数なので、ほとんどの人は問題なかったのではないでしょうか?
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