薬剤師の残業平均時間は? 【残業が増える理由と解決法も解説】
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・自分の残業時間は、平均と比べて多いのか?
・残業を減らすためにはどうすればいい?
・転職して残業を減らしたい!
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こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事で紹介する「薬剤師が残業を減らすための2つの方法」を実践すれば、確実に残業を減らせます。
なぜなら、実際にボクもこの方法で労働時間を減らし、時間に余裕が持てたからです。
記事前半では「薬剤師の平均残業時間」について、後半では「薬剤師が残業を減らすための2つの方法」を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
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目次
薬剤師の平均的な残業時間は?
薬剤師の平均残業時間は約10時間という厚生省のデータが出ています。それに加えて、従業員数が1000人を超える場合は、14時間まで増えることもわかっています。
(参照元:賃金構造基本統計調査)
もちろん、職種や役職によってバラツキがあります。
また、季節などの影響も受けるので、あくまでも平均で10〜14時間です。
残業が30時間を超えることもあり、辛い思いを経験した人は少なくないと思います。
残業が増える原因と理由【職場別】
薬剤師の職場には様々なパターンがあり、残業時間や残業の原因は異なります。
転職する際にも知っておくべきなので、違いを見ていきましょう!
調剤薬局の残業
一般的な薬局では、開局時間が定められてるので、比較的残業は少ないです。
しかしそれは、門前のクリニックが時間通りに終わる場合に限ります。
繁忙期や、駆け込み患者がいる場合は必然的に残業です。
また、近年では在宅等が求められ業務の総量が増えているので、残業の一因となってます。
ドラッグストアの残業
ドラッグストアの場合は、面で処方箋を受ける場合が多いため、病院の営業時間とは関係なく開局することが多いです。
さらに、24時間営業の店舗も増えており、常に人員が不足ている状態です。
棚卸しなどの物販の作業を回されることも少なくないと思います。
これらの理由により、ドラッグストア薬剤師の残業時間は多い傾向にあります。
病院薬剤師の残業
病院の場合は調剤だけでなく、病棟業務やカンファレンスなど業務が多岐にわたります。
人員不足の病院も多いので、必然的に残業が増えていきます。
特に大学病院の場合は、治験や研究も行われているので、残業になりやすいです。
一方で、病棟数が少ない病院や夜勤がない場合は、残業は少ない傾向のようです。
製薬会社(MR)の残業
全体で見ても、MRの残業が最も多いです。
朝早く(7時とか)から卸に行き、夜遅く(23時とか)まで勉強会の準備をしたりします。睡眠時間もかなり削られことがわかります。
中空きの時間や待ち時間は多いですが、決して自由時間ではないのでしんどいですね。
時給が高いので残業代は十分もらえますが、ワークライフバランスは取りにくいと思われます。
薬剤師が残業を減らすための2つの方法
残業は精神的にも肉体的にもダメージを与えます。
少しでも残業を減らし、余裕のある生活を手に入れられたら良いですよね。
そこで、残業を減らすための二つの方法を解説するので、ぜひ参考にしてください!
職場環境の改善を話し合う
一つ目の方法は、「職場環境を改善すること」です。
優秀な人に仕事量が偏っていたり、薬歴が溜まってるにも関わらず新たな仕事を振られたりしてませんか?
上司や同僚と話し合って、仕事量のバランスを改善する・薬歴が溜まらないように工夫する事は可能なはずです。
話せる人が一人もいないなら転職した方がいいです。
残業の少ない職場に転職する
二つ目の方法は、「残業の少ない職場に転職する」ことです。
転職して環境を変えるのが最も効果的で効率的です。
転職エージェントは無料で利用でき、転職を決めていなくても相談できます。
客観的な意見を得る事で選択肢を増やせるので、オススメです。
転職した薬剤師の60%が利用!おすすめ求人サイト7選
転職経験者の薬剤師が、オススメの転職サイトを比較してまとめたので参考にどうぞ。たくさんの転職エージェントがあり悩むと思うので厳選しています。転職で失敗しないためにも、ぜひ見てみて下さい!
ブラック企業を避けるための3つのコツ
せっかく転職して環境を変えても、ブラックな職場であったり、自分に合っていなかったら意味がないです。
そういった状況を避けるために、薬剤師がブラック企業を避けるための3つのコツを紹介します。
無駄に転職を繰り返さないようにしましょう!
職場見学をする
求人情報と現場のギャップを埋めるために、職場見学は必ず行きましょう。
「思ってたのと違った」というパターンは、予想外のところで起きます。
人事の話はバイアスがかかっている可能性があるので、現場の人とも話す機会があると良いです。
物理的な広さや設備面の確認も必須です。
長期間掲載されてる求人を避ける
長期間掲載されてる求人は、何かしらの理由があって避けられてる可能性があります。
また、慢性的な人員不足に陥ってることも考えられます。
表に出ている求人情報が全てではないので、口コミ等で確認するのもありです。
もちろん、たまたま他の人の目に止まっていないだけの可能性もあるので、エージェントにも詳細を確認しましょう!
残業代についても確認する
残業時間だけでなく、残業代に関しても確認を取りましょう!
「何分刻みで計算されるのか?」「時給はいくらになるのか?」など、聞けると良いです。
1分単位で計算する場合と、15分単位で計算する場合ではそれなりに給料が変わります。
質問時に嫌な顔をされたり、はぐらかされたらブラックの可能性が高いので注意です。
時間貧乏を改善する思考法
残業を減らすだけでなく、プライベートの過ごし方も大切です。
プライベートの時間に余裕を持てるようになる「ドル時間思考法」を紹介します。
簡単に言うと、「プライベートの時間も時給換算して考える方法」です。
例えば「時給2000円の人が、1時間かけて500円安い物を探すのは不幸になる」という事です。
この場合は、サクッと買って1時間勉強した方が充実しますよね?
自分の気付かないうちに時間が溶けていくので、自分の時間の配分は意識しましょう!
判断に迷う場合は転職エージェントに相談を
転職エージェントは、転職や退職に関するノウハウを豊富に持っています。
無料で相談可能なので、客観的な意見が欲しい時は聞いてみましょう。
不安や悩みを抱えた状態では視野が狭くなりがちなので、客観的な意見は重要です。
転職を決めていなくても無料相談できる
転職を決意していなくても、無料で相談可能です。
なぜなら、転職サイトは企業から報酬をもらっているため、利用者からお金を取る必要がないからです。
むしろ、転職が決まったらボーナスがもらえる場合もあるほど。
求人紹介だけでなく、面接や書類対策も可能
転職サイトは求人を見るだけのイメージがある人もいると思います。
薬剤師は比較的簡単に内定をもらえるので、書類対策などには慣れていない人が多いはず。
苦手なことや面倒なことは外注すればOKです。
それぞれ限定の非公開求人もあるので、複数登録をオススメします。
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