日焼け止めと塗り薬の併用【正しい使い方を薬剤師が徹底解説】
- 日焼け止めと塗り薬の塗る順番は?
- 日焼け止めと化粧の順番は?
- 日焼け止めを使うときの注意点は?
こんな悩みを解決できます!
薬剤師が教える「正しい日焼け止めの塗り方」を学べば、しっかり効果を引き出すことができます。
目次
日焼け止めの種類と使い分け【おすすめも商品も紹介】
日焼け止めにはクリームやローションなどさまざまな種類があります。それぞれのメリット・デメリットを解説します。おすすめ商品も掲載してます。
正しい日焼け止めの塗り方
日焼け止めは順番関係なく、とりあえず適当に塗ればいいと思ってませんか?
化粧などをした場合は、塗る順番によって、効果が薄れる可能性があります。
したがって、「日焼け止めの正しい塗り方」を実践することで、確実に紫外線防止できます。
正しい塗る順番を解説
- 保湿剤
- 外用薬(ステロイドなど)
- 日焼け止め
- メイク
基本的にはこのような順番でOKです。
日焼け止めとステロイドなどの外用剤との相互作用は特にありません。
ゆえに、ちゃんと皮膚に薬が吸収されるように、日焼け止めの前に塗ります。
ベタつく場合は乾くのを待ちましょう。
日焼け止めの後にメイクをすることで、日焼け止めがカバーされ、落ちにくくなります。
日焼け止めの成分は数時間で分解されるので、外出先で塗り直す必要はありますが。
アレルギーをお持ちの場合
日焼け止めには酸化チタンや酸化亜鉛などの金属が使われている場合が多い
いずれも紫外線散乱剤として用いられます。また、肌に透明感を出す役割もります。
酸化亜鉛は肌のタンパク質と結合し、毛穴をふさぐことで発汗を抑える作用もありますが、ニキビを誘発しやすいのでニキビ肌の方は使用を避けた方が良いかもしれません。
金属アレルギーをお持ちの方や、肌が弱い方はこれらの物質に注意して下さい。
(酸化チタンは比較的金属アレルギーを起こしにくく、金属アレルギーもちの人でも使用可能と言われています。)
また、金属を含まないオーガニック商品も販売されております。
赤ちゃんへの使用
赤ちゃんへ日焼け止めを使用すること自体は問題ありません。
しかし、SPFの数値が高いほど多くの物質が含まれるので、アレルギー反応を示す場合があります。
そのため、SPF10〜30のものを使用することが推奨されます。
日傘なども使い、直射日光を避けると尚良いですね!
日焼け止めの効果的な塗り方
日焼け止めの成分は数時間で分解される
日焼け止めは2〜3時間ごとに塗り直した方が良いです。
数時間後には効き目がなくなってる可能性があります。
また、紫外線は雲やガラスを貫通するので、曇りの日や室内でも日焼け止めを塗った方がいいです。
プラスアルファで、日焼け止めを塗ってから乾いた後に二度塗りすると、効果が2。5倍になります。
飲む日焼け止め
日焼け止めの外用剤は、目や唇などケアしづらい箇所がありますね。
その点、飲む日焼け止めの場合は内側から全身を守る効果が期待できます。
塗るタイプとの併用がベターですが、朝食時に飲むなど、習慣化しやすいというメリットもあります。
また、紫外線ダメージを減らすだけではなく、飲み続けることで抗酸化力が高まり、より紫外線に対する防御が高まる作用も期待できるそうです。
日焼け止めの種類と使い分け【おすすめも商品も紹介】
日焼け止めにはクリームやローションなどさまざまな種類があります。それぞれのメリット・デメリットを解説します。おすすめ商品も掲載してます。