メタバリアEXの成分を簡単に解説【薬剤師監修】
富士フィルム メタバリアEX は『1商品で3つの機能を備えたサプリメント』として販売されています。
本記事では、どんな成分によって、どんな働きがあるのか、薬剤師目線で解説していきます。
前半では「メタバリアEXの3つの機能性」について、後半では「メタバリアEXの含有成分」について解説するので、購入前の参考にしてください!
*サプリメントは薬とは異なります。「薬理作用」ではなく、一種の「機能性」が認められたものです。(参考:健康食品の分類と成分【薬剤師監修】)
目次
メタバリアEXの3つの機能性
早速ですが、メタバリアEXには以下の3つの機能が認められています。
勘違いされないように、一項目づつ見ていきましょう。
- 糖の吸収を抑える機能
- 継続摂取により腸内環境を整える機能
- 継続摂取によりBMIが高めな人の脂肪・体重を減らす機能
糖の吸収を抑える機能
メタバリアEXに含まれる「サラシノール」という成分により、糖の吸収が抑えられる事がわかっています。
ただし、”糖”といっても様々な種類があります。(例:ブドウ糖、果糖)
全ての糖の吸収を抑えられるわけではありません。
また、「食事に含まれる糖」の吸収を抑えるので、食前に服用した方が良いと考えられます。
出典:サラシアエキス含有飲料の食後血糖上昇抑制効果と長期摂取および過剰摂取の安全性の検討
継続摂取により腸内環境を整える機能
メタバリアEXを4週間摂取することで、ビフィズス菌の数が増えることがわかっています。
研究データによると、5倍ほど増えるようです。
良性菌であるビフィズス菌が増えることにより、お腹の調子を整える機能が期待できます。
さらに、研究によると「免疫系が活性化する」こともわかっています。
継続摂取により脂肪・体重を減らす機能
メタバリアEXを8週間摂取することで、「お腹の脂肪・体重の減少」が認められています。
この研究の試験対象者は「BMI25〜30の人」です。BMI25以上は肥満という意味です。
したがって、太っていない人が摂取しても、「お腹の脂肪・体重の減少」機能は期待できないので注意。
出典:Kothala himbutu抽出物を配合したコタラヒム顆粒品の単回および3か月連続摂取のヒト糖代謝に及ぼす影響
メタバリアEXの含有成分
メタバリアEXには以下の4つの成分が含まれています。
それぞれどんな成分なのか見ていきましょう!
- サラシノール
- 難溶性デキストリン
- エピガロカテキンガレート
- モノグルコシルルチン
サラシノール
サラシノールとは、「インド・スリランカ・東南アジアなどの熱帯地域に自生するサラシアから抽出される成分」です。
つまり、植物のエキスですね。
サラシノールは糖の分解酵素(α-グルコシダーゼ)の働きを抑える作用があります。
糖は細かく分解されないと吸収されないので、結果的に糖の吸収が抑えられます。
難消化性デキストリン
難消化性デキストリンは、有名なので聞いたことあるかもしれませんが、「食物繊維の一種」です。
以下の5つの働きが期待できます。
- 糖の吸収スピードの遅延作用
- 整腸作用
- 脂肪の吸収スピードの遅延作用
- 内臓脂肪の低減作用
- ミネラルの吸収促進作用
エピガロカテキンガレート
エピガロカテキンガレートは「茶カテキンの一種」です。
研究によると、抗酸化作用や抗ウイルス作用があるようです。
つまり、抗炎症作用と免疫活性化ですね。
出典:緑茶に含まれるエピガロカテキンガレート(EGCg)が、新型インフルエンザウイルス(H1N1)予防に有効であることを細胞実験で確認
モノグルコシルルチン
モノグルコシルルチンも「茶カテキンの一種」です。
研究によると、若い世代において内臓脂肪の減少が見られたようです。
しかし、あくまでも「効果がある可能性がある」という程度なので、期待しすぎてはいけません。
出典:モノグルコシルルチン配合緑茶の12 週間継続摂取による内臓脂肪に対する有効性および安全性の評価―プラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間比較試験―
まとめ
以上で解説は終わりです。理解できたでしょうか?
念の為、最後にポイントをまとめておきます。気になる方は、今だけメタバリアEXお試し540円(税込)なので、試してみてはいかがでしょうか。
- 糖の吸収を抑える機能
- 継続摂取により腸内環境を整える機能
- 継続摂取により脂肪・体重を減らす機能
- 4つの成分が含まれている
- あくまでもサプリメントは健康サポート