高齢者の熱中症リスクが高い理由【予防法も解説】
高齢者は熱中症になりやすく、重症化リスクも高いですよね?
実は、生理学的に説明することができます。
記事を読み終えれば、熱中症対策も理解できます。
目次
熱中症とは
熱中症において重要な点は以下の2点です。
- 身体の水分・電解質バランスが崩れる
- 体温調整機能が低下する
水分・電解質のバランスが崩れることによって悪心・嘔吐が引き起こされ、場合によっては腎臓にもダメージが与えられます。
体温調整機能が低下することで発熱し、他の臓器の機能も低下します。
発汗機能も落ちるので、さらに水分バランスが悪くなるという悪循環にもなります。
高齢者は熱中症になりやすい
年齢を重ねる毎に身体の水分の割合が低下する
つまり、若年層と比べて細胞レベルで乾燥してるのです。
実際肌ツヤも落ちていきますよね?
そのため、水分補給を怠った場合に熱中症になりやすいのです。
また、水分バランスを調整している腎臓の機能も低下しています。
風邪を引いた時や体調が悪い時に尿の量が減っていませんか?腎臓の機能が低下している証拠です。
熱中症予防法
水分補給が第一です。
室内でも汗はかいているので、定期的に水分補給が必要です。
電解質も同時に補給したければ、スポーツドリンク・野菜ジュース・OS-1などが適しています。
また、甘味の強いスポーツドリンクよりも、OSー1の方が体内に水分が吸収されるのが断然早いのでおすすめです。
ほんとかよって思った人はこちらの情報を参考にどうぞ。
参照ページhttps://www.os-1.jp/hayai/
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ポカリなどのスポーツ飲料は糖分も多く含むので、糖尿病患者には適していません。
また重い腎疾患を持っている方はDr.の指示に従った水分補給を行なってください。
そのほかの熱中症対策
- 風通しがよく、汗が乾きやすい服装
- 直射日光を避け、こまめに休憩を取る
- 夜間も冷房を止めない