薬剤師を辞めたいと思う4大理由 | 退職前に考えるべき事と準備
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・薬剤師を辞めたいと思うほどストレスがある
・薬剤師を辞めるべきか迷っている
・薬剤師を辞めたいが、どうしたらいいか分からない
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こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事を読めば、「辞める前後に何をすべきか」を理解できます。
なぜなら、実際にボクもこの方法で薬剤師を辞め、自分の好きな事ができているからです。
記事前半では「薬剤師を辞めたいと思う4大理由」について、後半では「転職・退職前後の準備」を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
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目次
薬剤師を辞めたいと思う4大理由
薬剤師の時給は高く、世間的には良い職と思われています。
しかし、薬剤師だからこそ辛いこともたくさんあります。
辞める理由はそれぞれではありますが、代表的な4つを紹介します。
仕事がうまくいかない
特に新人が辞める理由として多いのが、仕事がうまくいかない事です。
薬剤師は専門職のため、新卒でも一人前として扱われてしまう事がよくあります。
「自分の能力を越えた仕事」を振られることもあるのではないでしょうか?
その場合は、仕事がうまくいかないと感じるかも知れませんが、そうではないです。
『教育環境(指導者)が悪い』のです。
人間関係が悪い
特に薬局・ドラッグストアでは人間関係が原因で辞める場合が多いです。
毎日嫌いなメンバー、かつ物理的にも狭い空間で仕事をすれば、ストレスが溜まるのは当然です。
ボクも嫌いな店舗にいた時は「いつ辞めよう」とばかり考えてました。人間関係は『人生の幸福度』といった観点からも重要です。
残業代が出ない
タイムカード等で管理されていない場合は、サービス残業させられやすいようです。(薬剤師の残業平均時間は? 【残業が増える理由と解決法も解説】)
特に病院では、準備のために30分以上早く出勤するのも普通みたい(残業に含まれない)。
入社時は「勉強できれば給料は安くて良い」と思っていても、次第に「割りに合わない」と考えが変わることはよくあります。
給料や待遇に不満があり、辞めたいと考える薬剤師も少なくありません。
患者対応・接客がつらい
一部の患者・客には、常識のない人やクレーマーがおり、ストレスの種となります。
特に薬剤師は女性が多いので絡まれやすいですよね。医療関係の個人情報はデリケートというのもあり、対応が難しいです。
しかし社会人である以上、他人との関わりを断つことはできません。
業界によって客層が異なるので、別業界に行く薬剤師も少なくないですね。
私は転職すべき?考慮すべきこととは
感情に任せてすぐに退職する、というのでは根本的に問題解決できない可能性があります。
再就職しても、同じ問題に当たってしまうかも知れません。
辞める前に「知識をつけて対応力を強化できないか?」「店舗異動はできないか?」など、対応策をいくつか考えましょう。
心理学的ストレス・悩み対策
心理学的なストレス対策は、うつ病患者の症状改善も期待できるほど強力です。
紹介するテクニックを試しても、ストレス改善に至らない場合は転職すべきかも。
エクスプレッシブ ライティング |
その日に起きた嫌なことを5分間ひたすら書き出す。 感情が整理され、ストレス解消効果がある。 |
無駄に悩まない | 自分でコントロールできないことで悩んでも、 不安やストレスが増幅するだけで逆効果。 |
ストレスサーモ メーター |
ストレス度に点数をつける。客観視する事ができ、 点数をつけるだけでもイライラ度が低下する。 |
呼吸法 | 吐く時間を長くすることで副交感神経優位になる。 4秒で吸って8秒で吐くのがオススメ。 |
共感テクニック | 言い返さずに、「〜と思うんですね」とオウム返しする。 相手は共感してもらえたと感じれば、それで満足する。 |
大抵のことは環境を変えれば解決する
「薬剤師を辞めたいと思う4大理由」は全て環境を変えれば解決できます。
ストレスや悩みは環境に依存することが多いからです。
ただし、本当に環境が問題なのかは分析すべきです。
例えば「あなた自身の感情コントロールが乱れている可能性」もあります。
自分で変化させられない事が原因なら、転職等で環境を変えた方が早いです。
良好な人間関係は仕事の満足度を上げる
特に新人の場合は、人間関係だけでなく仕事の内容でも悩む事になります。
なぜなら、人間関係が悪ければ「まともに指導してもらえない」「あの人には聞きたくない」といった問題が発生するからです。
まさに一石二鳥ですね。
転職・退職する前に準備すること
「辞めたいけど、何をすればいいか分からない」という人はこちらを参考にしてください!
世の中には様々なサービスがあります。
利用できるものは利用して、スムーズに転職・退職できる準備をしましょう。
退職しにくい場合は「退職代行」を利用する
上司との関係が悪く退職届を出しにくい時や問題がある時は、退職代行サービスを活用しましょう。
弁護士が退職手続きをしてくれます。費用も3万円前後と、そこまで高くはないです。
東京労働経済組合
失業保険を利用し、休養しつつ転職準備する
失業保険を利用すると、退職後に最低でも3ヶ月間失業手当を受け取る事ができます。
待機期間の有無や手当を受け取れる期間は、勤務していた期間によって変わります。
精神的に辛い場合などは3ヶ月から半年ほど休養してから、再就職するのも良いでしょう。ハローワークに行けば簡単にできます。
転職エージェントに登録する
転職エージェントは、転職や退職に関するノウハウを豊富に持っています。
無料で相談可能なので、客観的な意見が欲しい時は聞いてみましょう。
人に話すだけでも、頭の中を整理できます。
環境を変えたい薬剤師へ『転職エージェント3選』
薬剤師そのものを辞めたい訳ではない。
それでも、現状を変えたい人のために「薬剤師専門転職エージェント」をまとめました。
すべて業界トップクラスのサイトです。
それぞれ限定の非公開求人もあるので、複数登録をオススメします。
薬キャリ:登録者数No.1
エムスリーが運営する業界No.1の薬剤師転職サイトです。
m3.comも運営してることから、医療機関との繋がりが強いのが特徴。
各サービスやエージェントの能力も非常に評価が高いです。
業種や年齢問わず、信頼のおけるサイトであることは間違いありません。
マイナビ薬剤師:利用者満足度No.1
転職業界大手のマイナビが運営しています。
特にドラッグストアの求人が豊富で、業界No.1です。
また、エージェントに直接会えるため、親身に話を聞いてもらえます。
それゆえ、サポート力に定評があり、利用者満足度も非常に高いです。
リクナビ薬剤師:求人数業界トップクラス
人材紹介大手のリクルートが運営してます。
ドラッグストア等の求人も充実しつつ、製薬企業やCRO等にも実績が多いのが特徴。
企業転職のノウハウが豊富です。
優秀なエージェントが丁寧にヒアリングし、転職を優位に進めてくれます。
他職種へ転職にオススメの転職エージェント
薬剤師は売り手市場のため、簡単に就職できたと思います。
しかし、他の業界となると話は変わってきます。
薬剤師として就職するのよりもハードルは高くなるので、転職エージェントの利用は必須です。
各サイト限定の求人があるので、複数のサイトに登録をオススメします。
リクルートエージェント
転職実績および求人数No。1の転職エージェント。
外資系も含め、20万件の非公開求人を掲載。
エージェントの質も高く、「無料面接セミナー」など様々なサポートを受けられます。
doda(デューダ)
サポートが手厚く、転職満足度No。1の転職エージェント。
職種や年齢、経験問わず、全ての人におすすめ。
大手企業・優良企業の求人が豊富です。
マイナビジョブ20`s
20代に特化した20代・第二新卒・既卒向け転職エージェント。
適正診断から入社度までトータルサポートをしてくれるので、初めての転職ても安心して任せられます。
非公開求人がほとんどのため、ライバルに差をつけられます。
パソナキャリア
オリコン顧客満足度第1位の転職エージェント。
部長クラスの上位キャリアも含め、3万件以上の豊富な求人を掲載(主に関東、関西、東海地域)。
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