特定健康診査とは?【受診方法や費用も解説します】
平成20年4月から特定健康診査という健診がスタートしました。
”特定”という言葉が付けられてなんだか厳かなイメージが湧いてきます。
これまで受けてきた普通の健康診査と何がどう違うのでしょうか?
保険や法律が絡んでくるのでややこしいですね、、、
他にも人間ドッグという言葉もあるし、わけわからなくなりそう😓
金銭面(自己負担額・保険料)や特定健康診査・特定保健指導を受けなかった場合にどうなるか等の不安がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
厚生労働省の資料を参考に重要ポイントを4W 1H に添って解説していきます。←Which は排除(笑)
目次
特定健康診査とは
特定健康診査とはメタボリックシンドローム(以下メタボ)に着目した健康診査です。
喫煙歴のあり・なしも考慮されます。
特定健康診査の結果より、リスクの高い方は特定保健指導の対象者として選定されます。(j結果は1~2か月後に届きます)
特定保健指導は積極的支援と動機づけ支援があります。
(以下特定保健指導の流れ)
面接による支援(個人面接/集団面接)
↓
自身で「行動目標」に添って生活習慣を改善
↓
電話、面接、メール等で健康状態・生活習慣について確認(6ヶ月後)
特定健康診査:対象者
40歳以上75歳未満の方が対象
一般的な健康診査は市町村が行いますが、
特定健康診査は医療保険者(組合管掌健康保険、政府管掌健康保険、船員保険、共済組合、国民健康保険)が被保険者に対して行います。
会社などで行う定期健診とは別物になります。
受診は義務ではないので、受診しなかったことによるペナルティがあるわけではありません。
しかし、せっかくの機会なので受診をし、生活習慣を見直すことは大切だと思います。
医療保険者によっては、特定健康診査と同時にがん検診等を受けられるので、気になる方は医療保険者や市町村に確認してください。
特定健康診査:どこで受けるか
特定健康診査・特定保健支援を受けやすいように、医療保険者が体制を整えています。
実施体制は、厚生労働省で定めている施設や人員等に関する基準満たしていることが前提となります。
案内を受けた実施施設の中から自由に選択することができます。
特定健康診断:いつ受けるか
受診期間は医療保険者の種類や、市町村によって異なるようです。
〇月から△月までの間と定められている場合、
誕生日月に基づいて定められている場合などがあります。
必要に応じて予約を取って受診をしましょう。
特定健康診査受け方
対象者には医療保険者から受診票や受診案内などが届くので、それに従って受診してください。
受診後1~2か月後に結果が届くので、特定保健支援の対象になってしまった場合は積極的に生活習慣の改善に取り組みましょう。
特定保健支援のついては前述してます。
特定健康診査費用
費用は主に医療保険者が負担しますが、医療保険者によっては、費用の一部を自己負担として実施機関の窓口で支払うこともあります。
自己負担の有無、金額あるいは負担率は、医療保険者で異なりますが、具体的な金額等は受診券(利用券)に印字されています。
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